水盤型の同じ花器に全く違った理論を使ってのアレンジです。
先ずは植物の質感の違いを表現したアレンジですが、花の植生はまったく考えずに
植物の材質感だけを表面に押し出します。
瑠璃玉アザミをメインの花材としてますが、そのトゲトゲ感、その横にツルツルピカピカのヒペリカム、光る細い葉のミスカンサス、カサカしたヒバ、紙のようなリンドウ。。。。
という風に隣合わせになる植物の材質感を対比させてますます個性を引き出していきます。
動きはこのアレンジの妨げになるので止めてしまいます。
夏らしい雰囲気のアレンジです。
そしてこちらの生徒さんは、足元に咲く踏まれそうな小さな植物の形態をアレンジしたものです。
まったく違う視点ですね。
タンポポやクローバーに良くみられるような、まとまって植生することで
自分たちの植生を主張しているんですか?
一輪では見落とされがちな小花たちも群生することで、蝶や蜂に主張して生きているんですね。
そんな姿をアレンジにしたものです。
ビオラやマトリカリア、アスター、なでしこ、千日紅・・・・
小さなお花たちを育てたら、切り戻しや摘芯した際に是非、アレンジしてみてね。
可愛らしいアレンジに心が癒されます💓
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