4月2回目のデリバリーです。
日本の山野や渓谷に自生し、庭木としても親しまれる*山吹*
毎年、細い枝がしなるほどいっぱいの花を付けます。
万葉集では実のなる一重より、八重が好まれ、多く詠まれています。
江戸城を築いた太田道灌(どうかん)が鷹狩にて雨に降られ、農家で蓑を借りようとしたところ
兼明親王の歌、
『七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞあやしき』になぞらえ『実の』と『蓑』
を掛けて女の人が山吹を一枝差し出したという故事『山吹の里』が有名ですって。
『ほろほろと山吹散るか滝の音』 松尾芭蕉・・・・
山吹の黄色と、春のしっとりした空気の中に山の匂いや滝の音が聞こえてきそうです。。。
月に1~2回、アレンジや切り花を配達しています。
写真は配達したアレンジ達と切り花です。
美しい季語の花についてと、花の名前を書いてお渡しします。
どうぞお試しください。
(因みに、水の下がりやすいヤマブキは、酢で煮るかアルコールに浸けるとあります。どちらも有効でした)
素晴らしい日本の四季を是非、花と共に味わってください。
最近は季節の移ろいがちょっと変で、情緒にかけますが・・・(-.-)
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